「一過性のバズではなく、お互いの強みでファンを喜ばせる」――ゲームやアニメなどのコラボPR施策で佐賀県に絶大な経済効果をもたらしたサガプライズ!

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コンテンツ招致による地方創生が活況となる中、ひと際トガったPR活動を展開しているのが九州・佐賀県です。名作RPG『ロマンシング サ・ガ』や人気格闘ゲーム『ストリートファイターII』とのコラボレーションは佐賀県に絶大な経済効果をもたらしました。今回はその仕掛人である「サガプライズ!」の中島いずみ氏と岩本麻衣子氏にお話しを伺い、これまでの事例を振り返りつつ企画作りのポイントを語っていただきました。

 

佐賀県PR活動の転機となった「Romancing 佐賀」

サガプライズ! プロデューサー
佐賀県 政策部 広報広聴課
中島いずみ 氏(写真右)
岩本麻衣子 氏(写真左)

 

――:これまで有名ゲームタイトルとコラボレーションを重ねていらっしゃいますが、こちらのオフィスでも様々な関連商品が展示されていますね。

中島いずみ氏(以下、中島):ここは佐賀県庁 広報広聴課の東京事務所という位置付けで、私たち「サガプライズ!」の担当職員が県内外の方々とコラボレーションプロジェクトを進めていくためのミーティングスペースになっています。

 

――:ということは、お二人とも県庁の方ということでしょうか。

中島:はい、正真正銘の公務員です(笑)。あくまでも人事異動という形で佐賀県庁から東京のオフィスに赴任していまして、情報発信による地方創生プロジェクト・サガプライズ!の立ち上げ以来、私は今年で6年目になります。

岩本麻衣子氏(以下、岩本):私は3年目です。それまでは県庁で障害福祉課という部署で障害者の福祉政策に携わっていましたが、現在はサガプライズ!を通して佐賀の情報発信、地域活性化に取り組んでいます。

 

――:では、あらためてサガプライズ!の事業について教えて下さい。

中島:サガプライズ!は「情報発信による佐賀県の地方創生」を目標とするプロジェクトで、2013年より様々なコンテンツ、企業、アーティストの方々とのコラボレーションを通して、佐賀の魅力を多くの人々に知っていただくための活動を行っています。地域の新たな魅力、おどろきに溢れた佐賀県の新しい側面を発信するというコンセプトから、“佐賀”と“サプライズ”を掛け合わせて「サガプライズ!」と命名されました。

岩本:直近ではメディアアーティストの落合陽一さんとコラボレーションし、名産の呼子(よぶこ)イカをモチーフとしたインスタレーションを体験しながら呼子イカを味わうというイベントを開催しました。他にも、会員制の高級餃子レストラン「蔓餃苑(まんぎょえん)」との企画では、有明海の珍味ワラスボを使ったオリジナルの餃子を考案していただき、期間限定で来店者を募集したところ、8月分の30名分の応募枠に対して656名が抽選に参加するなど、大変な盛り上がりとなりました。アニメやゲーム以外にも、驚きのある企画、一風変わった体験を生み出すために職員それぞれが注力しています。

企画は、私たちから持ち込むこともあれば、企業からご提案いただくケースもあります。コラボレーション先の商材をフィーチャーしつつ、佐賀県のPRや発展にどのように貢献できるかがポイントですね。

 

――:東京での活動で感じたこと、気付いたことはありますか。

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