ミクシィ、『モンスト』を主力とするエンターテインメント事業は前年同期比で8.6%増 安定的なアクティブユーザーを維持

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【決算概要】

 株式会社ミクシィは、11月8日に2018年3月期第2四半期の決算を発表した。第2四半期(2017年4月1日~2017年9月30日)の累計連結業績は売上高932億5,600万円(前年同期比7.6%増)、営業利益は369億900万円(前年同期比7.7%増)、経常利益は371億1,700万円(前年同期比9.8%増)、純利益は251億4,400万円(同9.9%増)となった。

ミクシィ IR(出典)2018年3月期第2四半期 決算説明会資料 p5

 第2四半期の単期業績は、売上高450億2,700万円(前年同期比14.5%増)、営業利益166億9,900万円(前年同期比18.0%増)、経常利益169億8,600万円(前年同期比22.8%増)、純利益114億3,000万円(前年同期比22.9%増)となっている。

ミクシィ IR(出典)2018年3月期第2四半期 決算説明会資料 p4

 ミクシィは比較的季節変動が大きく、毎年第2四半期は売上が落ち込む傾向があるが、サービス全体では安定的なアクティブユーザーを維持しているという。

ミクシィ IR(出典)2018年3月期第2四半期 決算説明会資料 p7

 

【事業状況】

エンターテインメント事業

ミクシィ IR(出典)2018年3月期第2四半期 決算説明会資料 p6

 スマートフォン向けゲーム『モンスターストライク』を主力とするエンターテインメント事業は、第2四半期までの累計でセグメント売上862億5,200万円(前年同期比8.6%増)、セグメント利益は390億8,700万円(前年同期比5.9%増)となった。

 夏休みシーズンの7月・8月にはリアルイベント、コラボレーション企画の双方で積極的な展開があった。毎年恒例となっているファンイベント「XFLAG PARK」を皮切りに、8月には東京・お台場で「ウォーターフェス MONSTER Slide the City」、逗子では「モンスト海の家」を開催。また、全国5ヵ所のイオン系列ショッピングモールで期間限定グッズショップ「モンストモール」をオープンした。

ミクシィ IR(出典)2018年3月期第2四半期 決算説明会資料 p12

ミクシィ IR(出典)2018年3月期第2四半期 決算説明会資料 p13

 以前より他社IPとのコラボレーションに積極的な『モンスターストライク』だが、第2四半期はTVアニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」、人気ライトノベル作家・西尾維新氏原作のアニメ「<物語>シリーズ」とゲーム内コラボを実施した。キャンペーン期間中、特設サイトでは「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」は10話まで、「<物語>シリーズ」は<物語>の5話まで視聴することができ、キャラクターだけでなく、ストーリーを含めたコラボレーションとなった。

 また、SNS施策ではTwitter上でアイスクリーム専門店「サーティワンアイスクリーム」と業種を越えたコラボレーションを実現。サーティワンの店舗でもらえるアイスクリームの写真をキャンペーンのハッシュタグを添えて投稿するユーザーが相次いだ。(関連記事はこちら)

 9月には『モンスターストライク』ユーザー向けの新サービス「モンパス」を発表した。月額480円の会員制で、会員はゲーム内外で特別な恩恵を受けることのできるプログラムだ。3ヶ月毎に最高レアリティの排出が確定したガチャを引くこともでき、新たな課金体系として注目が集まっている。

メディアプラットフォーム事業

ミクシィ IR(出典)2018年3月期第2四半期 決算説明会資料 p16

 SNSの「mixi」、求人情報サービス「Find Job!」など生活に密着したWebサービスを運営するメディアプラットフォーム事業は、第2四半期までの累計でセグメント売上70億300万円(前年同期比3.0%減)、セグメント利益16億7,500万円(前年同期比75.3%増)となった。

 チケット売買サービス「チケットキャンプ」が売上を押し上げ、家族向け写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」も足下の10月に利用者200万人を突破するなど好調が続いている。前四半期の決算説明会で森田社長が先行投資の方針を明らかにしたが、徐々にその成果が現われているようだ。

ミクシィ IR(出典)2018年3月期第2四半期 決算説明会資料 p17

見通し

 2018年3月通期の業績予測は、売上高2,000億円(前年同期比3.5%減)、営業利益700億円(同21.4%減)、経常利益700億円(同20.9%減)、当期純利益480億円(同19.8%減)を見込んでいる。

 第3四半期は周年記念キャンペーン、第4四半期は年末年始キャンペーンが控えており、下期で如何にセールスを伸ばせるかがポイントとなる。周年記念キャンペーンは既に10月に展開され、お笑い芸人の江頭2:50さんを起用したTVCMが話題となった。

ミクシィ IR(出典)2018年3月期第2四半期 決算説明会資料 p14

 なお、秋を目処にプロモーションを予告していた新作『ファイトリーグ』は、ゲーム内でいくつかの要素が追加されたものの、未だ大きな動きは見せていない。


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